かんたんに言うと、言語習得コストを払ってでも習得するメリットが有るのかどうか。
習得コストが高い言語は、相応のメリットがないと習得されない。
例えば、日本語と英語のペアは習得コストが高いが、日本語話者が英語を習得するメリットはそこそこ有るのに対し、英語話者が日本語を習得するメリットがそんなに高くないので、
日本語話者の多くは英語を多少でも習得しているが、英語話者は日本語をほとんど習得していない。
逆に言うと、習得コストの低いペアは、習得するインセンティブが大きくなる。
(ゲーム理論)
習得コストは利得に対するコストとするので、
利得を1、コストを0<c<1として、
コストが掛かった場合の利得は1-cとする。